BENRUS（ベンラス）は、1921年にBenjamin Lazrus(ベンジャミンラズラス)と彼の2人の兄弟によってニューヨークで設立され、彼の名前の最初の音節と家系の名前の最後の音節からその名前が付けられました。
ベンラスの名前が世に知れ渡ったのは、軍用時計を生産する１メーカーとして政府の御用達となった第二次世界大戦、ベトナム戦争の時です。
その勢いは一時アメリカの３大メーカーの１つと呼ばれるまでになりました。
「当時の最も象徴的なミリタリーウォッチ」として知られるTYPE-Ⅰ・TYPE-Ⅱは米軍とMIL-W-50717の軍事契約を結び、ダイバーズウォッチの設計および製造を受注。
これまでに製造された中で最も優れた米軍のダイバーズウォッチの1つになったといわれています。
そしてBENRUS社は時代の潮流により、その使命を終えてしまいましたが、今回発売のTYPE-Ⅲは、オリジナルデザインを忠実に再現しつつ、ディスポーサブル（使い捨て）ウォッチとして、プラスチック素材（ポリカーボネート）をケースに使用。
当時、米軍よりプラスチック素材を使用した腕時計が兵士に供給されていた時代背景から、このアイコニックな軍用として生産されていた伝説のミリタリーウォッチをより一般的な普及タイプへと昇華させ、現代のBENRUSとして登場。
ケースカラーとベルトの一体感もあり、ミリタリーテイストをキープしながら、ファッションアイテムとしてのコーディネートも可能。
着け心地の良い軽さや視認性の高さなどユーティリティなモデルへとなりました。